2013/9/8
30代最後のレース、ということはどうでもよくて、数ヶ月TT練習に傾注してきたつもりだったので狙っていたレースだったのだけど、結果はどうにもならないものだった。
駄目だった理由として、
1)一週間、仕事で泊まりなど繰り返していたお陰で明らかな発熱などは無いものの全く咳と痰が止まらず、おそらく慢性的な炎症があった。
2)なれない長距離移動に疲れてしまった。
3)出走直前の車検で、サドル後退量が1センチ足りない(事前の自己計測では十分余裕があったはずなのだけど)となり、2分前にようやく組み替えて出走許可を得たので、集中力が削がれてしまった。
4)事前のプランとして、5分まで43-4km/hr平均位(320-330ワット位)維持して、以降気力で粘る、としていたのだけど、4分くらいまでしか持たず、しかもその後の出力低下が著しかったこと。これならおそらく300ワット平均位で淡々と行ったほうが結果的に遥かに良かったはず。
といったところだろうか。
1)についてはまあこんな稼業をしていてはどうしようもない。加えて、家でもしなければいけないことも多く、練習時間を取るために睡眠時間を犠牲にしているようなところがあって、極めて効率が悪かったこともあるだろう。下の子がもう少し大きくなるまではこの面が改善する見込みはなさそうなのだけど。
2)往復600kmはやはり長かった。この半年、通勤で毎日120km運転していたりして、その疲れの蓄積もあったかな。帰りは3回も仮眠を取らざるを得なかった。
3)あまり運営について色々言いたくはないけど、少なくとも車検の計測に関しては係の方々が慣れていたたとは思えない。ネットで見聞きするに、UCIのルールが正確に適応されていたわけでもなさそう(UCI適合証が貼られているTTバイクがーサドル後退やエクステンションバー以外の事でー車検不可とされていたようだし)。
ポジションに敏感というわけでも無いけど、やはり一ヶ月順化したポジションを、直前にいじったのは影響があっただろうな。まあこれからはこのポジションで行けば弾かれることはないのは収穫だろうか。
しかし、危なくてメーカー製の本格的なTTバイクは使えないなあ。
4)は、1)の如く体調が悪かった(試走の段階から滅多に出ない期外収縮と頻脈が交互に出ると言った症状まであった)ためもあろうし、実走とローラーとの感覚の差が最後まで埋められなかったこともあるだろう。それでも無難にまとめれば多分20位程度には入れたはずなんだが、JBCFのレースは今年は今回しか出れないのだから、一か八かにかけて一発昇格、なんてのを実は狙っていた。もちろん実際にそんな実力はないのは分かっていたけど、やっておきたかったのだ。
上記のように今後も暫くは練習環境が変わる見込みもないし、どんどん練習効果も上がらなくなる年齢になってきている。レース活動もどうしようかなと考えなくもないが、あっさり諦めるほど自転車との付き合いも短くないし、やれる範囲でもう少し頑張ってみよう。
で、夜更かししてTT車両のエクステンションバーをdedaからプロファイルデザインのT4+に交換した。加えてようやくSRMを入れ替え。TT車両にコンパクトクランク、というのもどうよと思っていたので(実際はリア11Tがあれば問題ないレベルなのだけど)これでスッキリした。powercontrol5も、racewareのエクステンションバー用アタッチメントでスッキリ固定。来年もこの仕様で行けそうです(上記のごとく、TT専用フレームは車検が怖い)。