2022/4/24
一年半ぶりのレースに出場。実際に外で走ること自体、今年に入って3回目(一回は子供とサイクリング。ポタリングというのが実は30ワットも出ていないことがわかった。もう一回はFTPテストをした後の気分転換で一時間くらい)だった。まあローラーはできる限りしていたので大丈夫でしょう、と前向きに。
出力自体は5分間で325ワットくらいは出せるようになったのでベストからは5%落ちくらいまでは戻っている状態。機材のアップデートはエアロバーをいわゆるハイハンズポジションにした程度であるし、まあタイムもそのくらい落ちでまとめられれば、とあまり気負わないようにする。最初1.5分までは300ワット弱くらいに押さえてそれから20ワットくらいずつ上げていくようなイメージで。
当日は予定通り6時半過ぎには現地到着、風も少なくて走りやすそうであった。心配事はダム管理所前での転倒と不整脈であったが、前者はゆっくりとコーナリングすることで先ず大丈夫だろう(空気圧も前7,後ろ7.5barと低くしている)し、後者はここ一週間とにかく疲労を抜くことに専念したし、試走でもその予兆はなかった。
珍しくアップにローラーも持ち込んで10分くらい出走前にウオームアップをしたりして準備は万端でレースに臨めた。
出走時にふらつき(このレースでは毎回なる)はあったものの、スタート直後は予定通り出力は抑えられた。下りでもきちんと踏めたし、懸念していたコーナリングもクリアしたのでその後はエアロポジションを崩さないことに気をつけて、100rpmくらいで目標値まで上げていった。ラスト1km弱でわずかにペースが落ちた気がするけれどもとりあえず最後まで踏み切れた(ラストの橋を超えてゴールまでの平坦で日和ることがある)。タイム的には予想通りの5分10秒弱だったのでまあ仕方ないかなと納得。
結果としては(参加人数が寂しかったのだが)一応3位には入れた。確か3年ぶりの表彰台だったのでこちらは素直に嬉しい。子供も来てもらえばよかったかな(長者原ICにドッグランがあったので、そちらで犬と遊んで待っていてもらうという手もあっただろう)。
昨年4月に股関節の痛みが再発して受診したところ骨頭壊死となっていて、専門の先生に紹介してもらっていた。とりあえずは半年様子を見ましょう、となっていたのだけれどもどんどん動けなくなって、かがんだり椅子に座ることも長時間できなくなって7月の段階で保存的には限界、という状態になっていた。ローラーも少しはしていたのだが夏過ぎには180ワットで20分もすると膝下までしびれが出てしまって、苦痛でしかなかった。
結局可能な限り早くの手術、という手配をしていただき、10月末に人工股関節置換術を受けた。術2日目くらいに発熱があって感染?とかなり心配したけれども翌日には落ち着いた、尿路感染だったのかもしれない。
術翌日から歩行、確か3日目くらいには杖なしでもなんとか歩けるくらいまでは回復していたと思う。月曜手術だったけれども木曜には階段を歩いていた様な記憶がある。一回エアロバイクをこがせてもらった(リハビリ室で)とき、200ワットで5分回しても今まであった痛みが出なかったのには感動した。
次の月曜には退院して、確か火曜日からローラーに乗っていた。本当に術前の痛みやしびれが無くなって、これならもっと早く手術してもらっても良かったのかなとすら思えた。
その後も順調に経過して、確か年末にはFTPは250くらいまでは戻っていたと思う。
ちょっと年明けに停滞したものの、4月頭には260ワットは出せていた。
一応今回のレースに向けて5分出力を上げることに専念したのだけど、最初は300ワットも維持できなくてかなり焦りはしたしちょっと頑張ると不整脈が出てしまうのでそのあたりももどかしかった。
とはいえ、なんとか術後半年でこのくらいまでは戻せたので十分だろう。次回のレースは鳥海山のTTくらいなのだが(小野小町がその一週間前にあるけれども、2週続けてのレースは少し家庭的にハードルが高い)それまでもう少し上乗せが出来れば良い。
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